大島 孝子
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大島 孝子は未踏クリエータ。
未踏事業採択
経歴
北海道函館中部高等学校
2006年4月~2011年3月(卒業)
NHK函館放送局 映像取材部 ライトマン
2008年9月〜2012年3月
2011月3月~2013年4月(休学を経て退学)
fluxflex,inc rackhub開発プロジェクト エンジニア インターン
2011年8月~2012年3月
2012年4月~2017年2月
CyberAgent America, inc. DSP開発チーム DSP開発(2012年10月 時点)
AMoAd Internaitonal, inc. DSP開発チーム DSP開発(2013年5月 時点)
株式会社サイバーエージェント アドテクスタジオ DSPチーム DSP開発(2013年11月 時点)
CyberZ USA, inc. 海外事業部・開発局(2014年4月 時点)
2017年2月~現在(2018年2月時点)
受賞歴
2003年
NHK BS2 高校生ITキング決定戦 (TV番組) 全国3位
高校生クイズやTVチャンピオンのIT版といったようなTV番組
内容としては「検索」「自作PC組み立て」「Webコンテンツ作成」といった競技を行うもの
北海道函館中部高等学校のパソコン研究部(通称:函中パソ研)に所属していた大島は、他2名の部員(板垣、対馬)と共に3人チームで参加した 北海道・東北大会を優勝、全国大会では3位であった
2004年
ThinkQuest@JAPAN2004 最優秀賞賞・高校生の部 プラチナ賞・後援省庁からの奨励賞および大臣賞 総務大臣賞/日本オラクル特別賞 「口承の彼方-アイヌユーカラの世界-」 教育に役立つWeb教材開発コンテスト「ThinkQuest」の日本国内コンテストであるThinkQuest@JAPAN2004にて、大島は所属していた北海道函館中部高等学校の生徒2名(瀬川まみ、住吉輝彦)と共同で、中高生を対象にアイヌ文化を学習するためのWebコンテンツを開発した
NTTコミュニケーションズ 第2回Vポータル アイデアコンテスト 学生部門 準グランプリ 「ケガ人アドバイザー」
NTTコミュニケーションズが提供していた(要検証:現在も同社による「Vポータルダイレクト」というサービスが存在している?)「Vポータル」というシステムを用いたプロダクトアイディアのコンテストにて、特定電話番号へ電話をかけ、怪我の症状を口頭で伝えると、家庭で出来る対処方法や、すぐに病院へ行くべきかなどの判定を案内するプロダクトを開発した
2005年
ThinkQuest@Japan 高校生の部 銀賞・特別賞 English site 奨励賞 「妖々絵巻」 前年度からの連続で参加した同大会にて、大島は所属していた北海道函館中部高等学校の生徒2名(瀬川まみ、澤田 あかね)と共同で、小学校高学年から高校生までを対象に、妖怪を紹介するWebコンテンツを開発した
2011年
同大学において優秀な業績を出した学生に贈られるもの
電子情報通信学会北海道支部 学生員奨励賞
電子情報通信学会の北海道内の学生の中で、優秀な研究業績を上げた者に贈られるもの
2013年8月
Internet of Things Hackathon San Francisco regional tournament 2nd 「FooDraw」
「Internet of Things Hackathon」は、AT&TやIntelなどが主催する米国最大級のIoTアプリコンテストである。同大会の予選にあたるサンフランシスコ地区大会において、「24時間でモバイルアプリを作る」という課題の下、同プロダクトを開発し、21チーム中で2位を受賞。翌年1月に開催される本大会への予選を通過した
2014年1月
Internet of Things Hackathon 1st Prize (全米1位) 「FooDraw」
前年に米国内4地区(ニューヨーク、デンバー、ロサンゼルス、サンフランシスコ)それぞれで開催された予選のファイナリスト8組の中で優勝、全米1位を受賞。賞金2万ドル(約200万円)を獲得した
前年8月の予選と同様、大島はShan Rikuと共に2人チームで出場し、同プロダクトの最終プレゼンを行った 関連リンク
AT&T Developer Summit Hackathon 2014 Wearable Hackathon Accelerator Challenge Ericsson Women In Tech $10k Accelerator Challenge 1位「lonely pillow 3G」
大島は、井上 恭輔らと共に3人チームで出場し、センサのついた枕が3G回線を通じて携帯電話へ通知を送るシステム「lonely pillow 3G」を開発。Woman in Tech 部門にて1位となり、賞金10万ドル(約1000万円)を獲得した 関連リンク
関係するプロダクト・サービス
「FooDraw」
食べ物のイラストを実物大で液晶画面に描くとそのカロリーを推定できる、健康管理アプリ
2013年8月~2014年1月に、Internet Of Things Hackathon において HP の 18inch Windows タブレットを用いて開発した
関連リンク:
「Reassuring Box」 2013年3月
当時未発売だった「Kinoma Create」(by Marvell ) のデベロッパーデモとして、鈴木バスケのサポートの下、ハードウェア面は井上 恭輔が担当する形で、共同で制作された 家のコンロ、ヘアアイロン、電子ケトルなどにセンサを設置し、外出の際に消し忘れがないかを通知するシステム
SXSW 2013 にてデモ展示・プレゼン発表が行われた
掲載履歴:WIRED digital special edition "The Connective"
関連リンク:
「vibee」 2012年5月
コンセプト:ぶんぶん振れば、ぶるぶる震える。つんつんつつくと、綺麗な音が鳴り響く。一日の終わり。眠りにつくちょっと前に、友達とのつながりをゆるく感じるパジャマタイムコミュニケーションツール
「world grid clock」 2012年6月~2016年5月?
自分の登録したタイムゾーンと、現在のタイムゾーンとをひと目で比較するツール
多数の様々な国に住む相手とのオンラインミーティングの際のハックツールとして、大島自身のために少しずつ改良中とのこと
活動
Good Try JAPANが主催する、日本の中高生向けの春・夏の長期休暇を利用したシリコンバレーへの留学ツアーにおいて、英語教材を用いたプログラミング入門のワークショップの講師を務めている
大島ら有志数名で、ベイエリアに住む日本人向けの交流会を月1で開催している
講演
メディア掲載
人物
コンピュータとの出会いは、小学校高学年の時。当時の担任の先生がいわゆるコンピュータオタクだったことが、大島に多大な影響を与えている。例えば「好きな音楽を寄せ集めた、ラベルデザインまで施されたCDを作成してくれたこと」「学校のカリキュラム以上の上級の勉強をやり切ったらPCゲームをやらせてくれた(=ご褒美をくれた)こと」といった思い出があり、PCに対して”ものづくりができる道具”=自分のやりたいことを叶える可能性を引き出してくれるものである、というポジティブな印象を抱かせてくれたという
プログラミングを始めたきっかけは、中学2年生の時、ジオシティーズでホームページを運営するうちに、外部から提供されていたレンタル掲示板に満足できなくなったことである。CGIに手を加えて、デフォルトにはない自分好みの背景や色を設定できるようにしたり、音楽を流したりといった工夫を、調べては作り、調べては作り……というのを、黙々とと繰り返していた
進路選択の際には、黙々と作業することが好きな自覚から、将来は研究職に就くことを考えていた
高校からの進学先に公立はこだて未来大学を選んだのは、経済的な理由で一人暮らしができなかったため、実家から通える範囲の学校へ……という、決してポジティブではない理由からであった 大学在学中に2010年未踏ユースに応募、採択され、その後公立はこだて未来大学の博士課程に進んだ時点では、医学システムの研究を志していた。しかし、fluxflex,incでのインターンシップのために渡米、約3ヶ月間の体験の中でアメリカの居心地の良さを実感し、「この土地で働きたい」と思ったという。また、未踏PJにおいてスーパークリエータに選ばれなかった悔しさから、「もっとスケールの大きいことを成し遂げたい」「他人と同じようなキャリアで成長していては間に合わない」という焦燥感もあったという 将来の夢について聞かれた際には、「10代で日本1位、20代で全米1位をとったので、世界1位な何かを30代で見つけたい」「ずっとアドテクノロジー分野に関わっているので、同分野における自身のプロダクトを世界的に広めて、世界ナンバーワンを取れれば」と語っている
海外在住の未踏OBコミュニティの活性化に関心があり、自身も海外在住である立場から「日本だと多数開催されている未踏関係のカンファレンスやイベントには、海外在住だと参加が難しい」と懸念を示しており、シリコンバレー在住の未踏OBである藤川 幸一氏、矢寛人氏といった名前を挙げ、「そういう方々をリストアップして、シリコンバレーで集まりたい。リストさえあれば喜んで連絡網を作ります」と意欲を示している 趣味は、ワイン醸造、ロードバイク、アドテクノロジーの設計の思考実験(システム・ビジネスモデル・デザイン)、マインクラフト、革鞄作り
外部リンク